幸せな合格(中学受験)

幸せな合格研究所が幸せな合格を実現するためにお役に立つ情報をご提供します。たまには、脱線もありますが…。

家ならできるのに、テストだとできないのはどうして?どうしたらいいの?

家に帰ってやり直すとすぐできるのに、テストではできない。

よく質問されることですが、どうしてでしょう?
どうしたらいいんでしょう?


厳しい言い方になってしまいますが、
これに対する答えは、
それが現在のお子さんの実力だということです。


家にいるときにできる問題とテスト会場にいるときにできる問題は違います。
緊張感が違うからです。

緊張感にもプラスに働く緊張感とマイナスに働く緊張感があります。
「よ~し、やってやるぞ!」とワクワクするのはプラスの緊張感、
「失敗したらどうしよう…」とドキドキするのはマイナスの緊張感です。

本番、特に第一志望校の受験のときは想像以上に緊張し、
マイナスの緊張感が働くことが多いため、
家にいるときの半分くらいの力しか発揮できないことも考えられます。

でも、それがお子さんの実力です。
テスト会場の極度の緊張状態でも問題が解けるくらいの力をつけましょう。


家で解けたからと言って、それで良し、とはなりません。
家で問題を練習するときは、繰り返し練習することができますから、
瞬間的に反応できるくらいにしておきましょう。
「わかる」→「できる」→「なれる」の
「なれる」の状態にまでしておく必要があります。
そうしないと、本番で初見の問題に制限時間内に対応することは困難です。


問題を読み飛ばすようなミスも、
急いで解こうと慌て、極度に緊張するから起こることです。


読み飛ばしの癖があるお子さんは、
問題を読むときは、ただ目で問題文を追うだけではなく、
指や鉛筆で問題文を追いながら読んでいくなどの工夫が必要です。

ここからは、もう問題を解くときのテクニックになってしまいますが、
問題を読みながら問題文に印をつけたり、
わかることを(計算して)書き出したりしましょう。

お子さんたちに聞いて分かったのですが、
ミスの多いお子さんたちの多くは、
問題文を読むときに頭の中で音声化しないようです。
速読のときには、音声化はご法度ですが、
問題文を読み飛ばすミスをするお子さんの場合は、
あえて、音声化させてみることも一つの方法かと思います。

音声化したからと言って、
問題文の内容を把握するのに要する時間が、
大幅に増えてしまうことは考えられません。


ただ、確実に言えることは、
いくら「もっと落ち着きなさい」と言っても、
問題は何も解決しないということです。

精神論も大切ですが、精神論だけでは問題は解決しません。
却って、プレッシャーを強めるのが関の山です。





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考えられる子

5×8と8×5は違います。

5×8は5が8つですが、8×5は8が5つです。

算数では交換法則が成立しますから、どちらも答えは同じになります。
そして、算数の問題は数学の先生が作り、
数学では数値の前後は気にしませんから、どちらも〇になるはずです。

でも、5kgのお米が8つあるとき、全部で何kgかを問われたら、
5×8=40じゃないとダメです。

学校だと、この辺りはうるさく言われることが多いようですが、
塾だと、これを指摘する先生はほとんどいません。

5×8は5kgが8つですが、8×5だと8つが5kgになってしまって訳が分かりません。
考えろと言いながら、8×5を〇にする神経が分かりません。
考えることができるようになれば、自然に5kg×8つという式が作れます。
問題文の意味が正確に読み取れれば、自然に式が作れるようになります。
余計なことを覚える必要はありません。

勿論、たて5cm、横8cmの長方形の面積は、5×8で求めても、8×5で求めてもOKです。
それは、長方形の面積がたての長さと横の長さの積で求められることの意味を考えれば明らかです。

お子さんには考えるってどういうことなのかを教えてあげてください。
言葉ではなかなか教えられません。
体感しないと使えるようにはなりません。
だから、指導には時間がかかります。


でも、学ぶことの楽しさを教えたければ
また、先につながる勉強をさせたいのであれば
さらに、圧倒的な合格を目指すのであれば
考えることができる子を目指しましょう。

自分で考えられる子って素敵だと思いませんか?



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教え込む?


言葉ってとても大切だと思います。

塾の先生で「教え込む」っていう言葉を使う人って多くいます。
多分、ご本人はあまり意識されてその言葉を使っているわけではないでしょうが、
私には「教え込む」っていうのは外からの働きかけが強い印象があるのです。
きっと多くの人は話をするときに
いちいち言葉を吟味して使っているわけではないと思います。
でも、その人の行動は無意識に使った言葉に影響され、
それなりの行動をとするのだと思うのです。
つまり、「教え込む」っていう言葉を使う人は、
相手が精神的にも肉体的にもどういう状態であっても、
無理やりにでも入れてしまおうとする傾向があるのだと思います。
ただ、私自身はそういうのはちょっとどうかな?って思うわけでして…。

こんな言葉一つにこだわるのは普通ではないのかもしれませんが、
あなたはどう思いますか?


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感謝いたします。
あなたにすべての良きことが雪崩のごとくおきますように(祈)。

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解法の意味が理解できないときは

解法の意味は確実に理解してもらわなければなりません
単純に解法を記憶するだけでは、応用問題に対処できないからです。

お子さんが説明を理解してくれないときは、
説明の仕方を変えていろいろ説明を重ねます。
なかなか理解してもらえないと、
こちらもイライラしてきますが、
イライラを抑えて説明を重ねます。
ときには、他のお子さんが呆れてしまうこともありますが、
理解できないお子さんは迷宮に迷い込んでしまっていますから、
いつまでたっても「わからない。どうして?」と繰り返します。


家庭教師などの個人指導の場合は、
「じゃあ、この問題については次回またやろうね。」と
時間を空けてやり直します。
一旦、頭をクールダウンさせないと、
こちらの説明を冷静に聞くことができないからです。

問題は、塾の授業のときです。
「じゃあ、今回はとりあえずやり方だけ覚えておいてね。」と、
先に進むという方法もありますが、
解法の意味が理解できていないと、
家庭学習の段階で、類題は言うまでもなく、
もう一度同じ問題を解いてみようとしてもできないのが通常です。
だから、とにかく理解だけはしてもらえるよう説明を続けます。
他のお子さんにとっては無駄な時間のようにも思えますが、
一つの問題についていろいろな説明を聞けば、
他のお子さんも理解が深まりますから無駄とは言えません。
また、我慢しきれなくなった他のお子さんが説明を始めることもあります。
先生から説明を受ける場合と、他のお子さんから説明を受ける場合とでは、
説明を聞くお子さんの受け止め方も違うのかもしれません。
お子さんの説明の仕方ならわかるということもあります。
実際、私もそれに助けられたこともあります。

お子さんがどうしても解法の意味が理解できないときは、
間を空けてください。
お子さんが本当に真剣に考えていれば、
眠っている間に頭の中が整理されて、
翌日には簡単に理解できるなんていうこともあるかもしれません。
大切なのは追い込まないこと、
わからないことを頭の悪いことだと思わせないことです。



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感謝いたします。
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反応のないお子さんへの対応

反応のないお子さんに対する対応はどうしたらよいのでしょうか?

なかなかしゃべってくれないお子さん、
一度間違えただけで、動かなくなってしまうお子さんには、
私は無理強いはしません。
答えてくれるまで、ゆっくり待つというのも一つの方法ですが、
その問題は早々に途中で切り上げて他の問題に移るというのもありです。

動きが止まったときに「わからない?」って尋ねると、
「分からない」といってくれるお子さんもいますが、
黙り込むお子さんもたくさんいます。

いずれにしろ手が動き出さなければわかっていないわけですから、
ある程度待ったら、次のステップに移ります。
考え中というお子さんもいますが、
手を動かさずじっと問題を見つめているお子さんにはストップをかけて、次のステップに移ります。
勿論、「もう答えが出るから、もうちょっとだけ待って!」というお子さんがいれば、
待ってあげることもあります。
何よりも、お子さんのモチベーションを下げないことが重要だからです。

次のステップというのは、
お子さんが解けない原因となっている問題に戻ることです。
その問題を解消してあげることができれば、
お子さんは、解けなかった問題を解くことができるようになります。

わかったと思っていたのに実はわかっていなかった内容をもう一度説明し、
確実に理解させてあげた上で解けるようにしてあげるのが理想
です。
でも、反応のないお子さんは耳も塞いでしまうことがありますから、
いくら説明をしても、その説明自体が入っていかず、
理解ができないということがあります。


どうしても理解してもらえないときは、数値替えの類題を繰り返し、やり方を覚えてもらいます。
ただし、お子さん本人には、やり方を覚えているという意識を持たせず、
ただ、できるようになったという意識を持たせる
ように心がけます。
理解に伴う記憶が理想的ですが、記憶に伴う理解ということもあります。
最終的にわかってできるようになっていればいいわけです。

ただし、これは単元学習をする段階の話です。
5年生までは確実に理解することが最重要課題です。
6年生になって、応用問題を解くようになったら、
それは、持っている知識の組み合わせを考える思考力養成の段階です。
その段階に入る前に、理解を確実にしておくことが必要です。



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新鮮太郎

Author:新鮮太郎
プロフェッショナル家庭教師にして中学受験進学塾講師

指導歴 30年以上

指導教科 中学受験算数

家庭教師
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