考えられる子

5×8と8×5は違います。

5×8は5が8つですが、8×5は8が5つです。

算数では交換法則が成立しますから、どちらも答えは同じになります。
そして、算数の問題は数学の先生が作り、
数学では数値の前後は気にしませんから、どちらも〇になるはずです。

でも、5kgのお米が8つあるとき、全部で何kgかを問われたら、
5×8=40じゃないとダメです。

学校だと、この辺りはうるさく言われることが多いようですが、
塾だと、これを指摘する先生はほとんどいません。

5×8は5kgが8つですが、8×5だと8つが5kgになってしまって訳が分かりません。
考えろと言いながら、8×5を〇にする神経が分かりません。
考えることができるようになれば、自然に5kg×8つという式が作れます。
問題文の意味が正確に読み取れれば、自然に式が作れるようになります。
余計なことを覚える必要はありません。

勿論、たて5cm、横8cmの長方形の面積は、5×8で求めても、8×5で求めてもOKです。
それは、長方形の面積がたての長さと横の長さの積で求められることの意味を考えれば明らかです。

お子さんには考えるってどういうことなのかを教えてあげてください。
言葉ではなかなか教えられません。
体感しないと使えるようにはなりません。
だから、指導には時間がかかります。


でも、学ぶことの楽しさを教えたければ
また、先につながる勉強をさせたいのであれば
さらに、圧倒的な合格を目指すのであれば
考えることができる子を目指しましょう。

自分で考えられる子って素敵だと思いませんか?



最後まで読んでいただきましてありがとうございます。感謝いたします。
家庭教師をお考えの方は、
よろしければ、リンク先にある「最高の家庭教師」もご覧ください。
きっとお役に立てると思います。
あなたにすべての良きことが雪崩のごとくおきます。

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教え込む?


言葉ってとても大切だと思います。

塾の先生で「教え込む」っていう言葉を使う人って多くいます。
多分、ご本人はあまり意識されてその言葉を使っているわけではないでしょうが、
私には「教え込む」っていうのは外からの働きかけが強い印象があるのです。
きっと多くの人は話をするときに
いちいち言葉を吟味して使っているわけではないと思います。
でも、その人の行動は無意識に使った言葉に影響され、
それなりの行動をとするのだと思うのです。
つまり、「教え込む」っていう言葉を使う人は、
相手が精神的にも肉体的にもどういう状態であっても、
無理やりにでも入れてしまおうとする傾向があるのだと思います。
ただ、私自身はそういうのはちょっとどうかな?って思うわけでして…。

こんな言葉一つにこだわるのは普通ではないのかもしれませんが、
あなたはどう思いますか?


最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
感謝いたします。
あなたにすべての良きことが雪崩のごとくおきますように(祈)。

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解法の意味が理解できないときは

解法の意味は確実に理解してもらわなければなりません
単純に解法を記憶するだけでは、応用問題に対処できないからです。

お子さんが説明を理解してくれないときは、
説明の仕方を変えていろいろ説明を重ねます。
なかなか理解してもらえないと、
こちらもイライラしてきますが、
イライラを抑えて説明を重ねます。
ときには、他のお子さんが呆れてしまうこともありますが、
理解できないお子さんは迷宮に迷い込んでしまっていますから、
いつまでたっても「わからない。どうして?」と繰り返します。


家庭教師などの個人指導の場合は、
「じゃあ、この問題については次回またやろうね。」と
時間を空けてやり直します。
一旦、頭をクールダウンさせないと、
こちらの説明を冷静に聞くことができないからです。

問題は、塾の授業のときです。
「じゃあ、今回はとりあえずやり方だけ覚えておいてね。」と、
先に進むという方法もありますが、
解法の意味が理解できていないと、
家庭学習の段階で、類題は言うまでもなく、
もう一度同じ問題を解いてみようとしてもできないのが通常です。
だから、とにかく理解だけはしてもらえるよう説明を続けます。
他のお子さんにとっては無駄な時間のようにも思えますが、
一つの問題についていろいろな説明を聞けば、
他のお子さんも理解が深まりますから無駄とは言えません。
また、我慢しきれなくなった他のお子さんが説明を始めることもあります。
先生から説明を受ける場合と、他のお子さんから説明を受ける場合とでは、
説明を聞くお子さんの受け止め方も違うのかもしれません。
お子さんの説明の仕方ならわかるということもあります。
実際、私もそれに助けられたこともあります。

お子さんがどうしても解法の意味が理解できないときは、
間を空けてください。
お子さんが本当に真剣に考えていれば、
眠っている間に頭の中が整理されて、
翌日には簡単に理解できるなんていうこともあるかもしれません。
大切なのは追い込まないこと、
わからないことを頭の悪いことだと思わせないことです。



最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
感謝いたします。
皆様にすべての良きことが雪崩のごとくおきますように(祈)。

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反応のないお子さんへの対応

反応のないお子さんに対する対応はどうしたらよいのでしょうか?

なかなかしゃべってくれないお子さん、
一度間違えただけで、動かなくなってしまうお子さんには、
私は無理強いはしません。
答えてくれるまで、ゆっくり待つというのも一つの方法ですが、
その問題は早々に途中で切り上げて他の問題に移るというのもありです。

動きが止まったときに「わからない?」って尋ねると、
「分からない」といってくれるお子さんもいますが、
黙り込むお子さんもたくさんいます。

いずれにしろ手が動き出さなければわかっていないわけですから、
ある程度待ったら、次のステップに移ります。
考え中というお子さんもいますが、
手を動かさずじっと問題を見つめているお子さんにはストップをかけて、次のステップに移ります。
勿論、「もう答えが出るから、もうちょっとだけ待って!」というお子さんがいれば、
待ってあげることもあります。
何よりも、お子さんのモチベーションを下げないことが重要だからです。

次のステップというのは、
お子さんが解けない原因となっている問題に戻ることです。
その問題を解消してあげることができれば、
お子さんは、解けなかった問題を解くことができるようになります。

わかったと思っていたのに実はわかっていなかった内容をもう一度説明し、
確実に理解させてあげた上で解けるようにしてあげるのが理想
です。
でも、反応のないお子さんは耳も塞いでしまうことがありますから、
いくら説明をしても、その説明自体が入っていかず、
理解ができないということがあります。


どうしても理解してもらえないときは、数値替えの類題を繰り返し、やり方を覚えてもらいます。
ただし、お子さん本人には、やり方を覚えているという意識を持たせず、
ただ、できるようになったという意識を持たせる
ように心がけます。
理解に伴う記憶が理想的ですが、記憶に伴う理解ということもあります。
最終的にわかってできるようになっていればいいわけです。

ただし、これは単元学習をする段階の話です。
5年生までは確実に理解することが最重要課題です。
6年生になって、応用問題を解くようになったら、
それは、持っている知識の組み合わせを考える思考力養成の段階です。
その段階に入る前に、理解を確実にしておくことが必要です。



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講師のお仕事

講師のお仕事として一番大切なのは、勉強の仕方を教えてあげることだと考えています。

勉強の内容(知識)を教えること、家庭学習の内容を指示し、管理することは当たり前ですが、
通常、それだけではお子さんの成績は上がりません。

開発途上国に食べ物を援助しても、食べ物は食べてしまえばお終いだから、
食べ物の作り方を指導しなければならないというのはよく言われることです。
講師のお仕事も同じだと思います。

以前、中学受験の段階で、お子さんが勉強について自立することはできないと書きましたが、
だからといって、すべてを管理下に置くことはできません。
講師は指導回数を増やすことはできても、つきっきりで教えることはできないわけですし、
保護者の方と連携して、誰かが必ずつきっきりで教えるとしても、
それでは結局、教え込みになってしまいます。
自立はできないとしても、自立に向けた取り組みはできるはずです。

そのために必要なのが、勉強の仕方を指導するということです。

講師は問題を利用して勉強の仕方を伝えます。
分からないときに「分からない」と言うのは簡単ですし、解き方を教えるのも簡単です。
そうではなく、分からないときにどういう対応をしたらよいのかを寄り添って教えます。
問題文の読み方を教えたり、情報の整理の仕方を教えたり、
場合によっては、答えの読み方を教えたりします。
そのような体験学習を通して、お子さんは勉強の仕方を身につけていきます。
勿論、塾ではできないこともあります。
でも、少なくともこちら側はそのような努力をしています。

問題は、お子さんの側にそれを受け入れる態勢ができているかどうかです。
いくらこちらがお子さんに合わせて、接し方、話し方を工夫しても、
頑なな態度で受け入れてくれないお子さんもいます。
指導者を変えれば、お子さんも素直に受け入れてくれるというのでしたら、
別の指導者の門をたたいてくださればよいのですし、そうすべきだとも思います。
でも、誰に対しても心を開くことができないお子さんもいます。
それは、その子が中学受験に向いていないということなのだと思うのです。
中学受験生の半分が中学受験に向いていないという意見もあるようですが、
本当に中学受験に向いていないのは、成績が悪いお子さんでも、
やるように指示されたことをやらないお子さんでもなく、
誰に対しても心を開くことができないお子さんだと思うのです。
そんなお子さんに受験を強いるのは苦役です。

公立中高一貫校の設置と前後して中学受験が一般化してくる一方で、
少子化の影響から受験生の数が頭打ちになり、
各塾の生徒獲得競争が激化しています。
誰でもが大手塾に入ることができますが、
その後が思うようにいかず、ストレスを抱えるご家庭のなんと多いことでしょう。
中学は義務教育です。
無理に中学受験する必要はありません。
みんなが幸せにならない中学受験ならやめてしまったって構わないんです。
もっと気楽にいきましょう。

全員が、開成、櫻蔭に入る必要なんてないんです。
一番大切なことは何なのかを常に意識して行動しましょう。



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プロフィール

新鮮太郎

Author:新鮮太郎
プロ家庭教師、
中学受験進学塾講師

指導歴 30年以上

指導教科 
算数(他教科についてはご相談ください)

家庭教師
生徒さんを募集中です。
知識、思考方法、勉強の仕方を指導いたします。
短期、長期いずれの指導依頼もお受けいたします。
一緒に志望校合格を勝ち取りましょう。
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下記のメールフォームよりお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。

お悩み相談クリニック開始しました。
メ―ルフォームよりご相談ください。

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