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中学受験・幸せな合格|幸せな合格研究所

幸せな合格研究所が幸せな合格を実現するためにお役に立つ情報をご提供します。たまには、脱線もありますが…。

いよいよ東京入試!

いよいよ東京入試、勝負の時です。
戦いの相手はお子さん自身。
普段の力が如何なく発揮できるかどうかの勝負です。

「がんばれ!」はプレッシャーを与えるだけです。
思い切りやれば結果はどうでも構いません。
実力が発揮できれば必ず合格できます。
あれだけやったんですから…。


絶対大丈夫!
後悔することがないように
思いっきりやっておいで!
何も恐れることなんかありません!
何とかなります!




あなたにすべての良きことが雪崩のごとくおきます。

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勉強を教えるときに厳しさって必要なの?

あるお母さんからの相談です。

うちでは、算理は主人が、国社は私が、
という風に分担して子どもの勉強を見ています。
主人の母は厳しい人で、勉強に関しても厳しくされたようで、
主人の兄弟はみんないい学校を出ているんですね。
主人は、「俺が教えているんだから、俺の言う通りにすればいいんだ。
俺の教え方は間違っていない。」って言うんですが、
子どもは主人に対してかなりプレッシャーを感じているようです。
勿論、私も主人も子どものことを愛しているからこそやっているし、
主人もそれを示すために子どもと一緒にお風呂に入ったりして
スキンシップをしたりしているんですけど…。
これでいいんでしょうか?



子育てに絶対的な正解なんてありませんから、
良いか悪いかなんて簡単には言えませんが、
厳しさと優しさをうまく組み合わせようというのはいいですね。

でも、スポーツを指導するのならいざ知らず、
小学生に勉強を教えるときには厳しさは必要なのでしょうか?

それで上手くいけば問題ありません。
問題となるのは、上手くいかなかったときです。
希望の結果が得られなかったときには、
後に、お子さんの中にたまった不満が噴き出すことがあります。
また、希望の結果が得られた場合には、
一見、上手くいったようにも見えますが、そう単純にはいきません。
この場合にも、お子さんの中には不満が残ることがあります。
そして、それは、将来、お子さんがどこかで挫折したときに、
問題化することもあるのです。
必ず逃げ道を用意しておいてあげましょう。
他人と争う場合には、相手を完膚なきまでに叩き潰すのではなく、
逃げ道を用意しておいてあげないと、
取り返しのつかないことにもなりかねないのと同じです。

以前、「あなたのためだから」というCMがありました。
「あなたのためだから」っていうのは、言う側からすれば良いセリフですよね。
罪悪感を払拭してくれますから。
でも、「あなたのためだから」って言う人って、本当に相手のことを思っていますか?
また、言う側が仮に本当に相手のためを思っている場合でも、
それって本当に相手のためになっていますか?
上手くいかない経験だって、その後の人生の財産になるはずです。
「人の為」と書いて「偽」と読むんです。

勉強は基本的には自分でするものです。
ですから、家族は教えるのではなくサポートするのに徹するべきです。

別に教えるなといっているわけではありません。
お子さんが教えてほしいと言えば、教えてあげればよいでしょう。
教えてやろうという気持ちが、相手にとってはプレッシャーになります。
プレッシャーを感じたお子さんは、
「良い点を取らなくちゃ(叱られる)」「クラスが下がると叱られる」って感じるようになります。
お子さん本人が、自分の目標として、
良い点を取ったり、クラスを上げたりするのは良いのです。
でも、他人との関係で、
良い点を取ったり、クラスを上げたりするのを目標とするのは間違っている気がします。
お子さんの人生はまだ長いんです。
勉強は一生続きます。

中学受験の目標は勿論、志望校合格です。
では、中学受験の目的は何ですか?
それは各家庭で違ってよいのですが、親の満足の実現だけにはしないようにしたいものです。



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怒っちゃいけないプレッシャー

いつものことですが、ちょっとだけ長い記事です。
御用とお急ぎでない方は、ちょっとだけお付き合いください。よろしくお願いします。


1月26日(月)NHK「あさイチ」の特集「女性リアル・いい母プレッシャー」で
「“怒ってはいけない”プレッシャー」が取り上げられていました。
先日、「子どもはほめて伸ばすって本当?」の記事を書きましたが、今回はその補足です。

育児書には、子どもは育てるって書いてあるから、そうしようと思うのだけれど、
ついイライラして怒ってしまい、その後自己嫌悪に陥る。
反省はするんだけれども、また繰り返してしまう。


そんな内容だったかと思います。
ゲストの濱田マリさんは、腹が立った時は、
「お母さんは、これこれこうだから怒ってるんやで」
ってお子さんに話すっておっしゃっていました。
有働アナの「お子さんはわかってくれますか?」の質問に対しては、
「半分くらいはわかってくれてると思います」って答えていらっしゃいました。

基本的にはこれは正解だと思います。

辞書的には、「怒る」と「叱る」は同義となっていますが、
私の中ではちょっとニュアンスが違います。
「怒る」は自分の怒りの感情を相手にぶつけることであるのに対し、
「叱る」は愛をもって相手を教え諭すことであると思っています。
その意味で、叱ることはあっても、怒ることはいけないと思っています。
(そうは言っても、自分の子どもに対してはつい怒ってしまい、
私も自己嫌悪に陥ることが多いのですけどね…。)
そして、叱るときには、なぜ叱られているのか、どうすればよいのかを、
相手に納得あるいは考えさせる必要があります。

昔、幼稚園の先生に言われました。
「子どもを叱るときには気を付けてください。
『あのおじちゃんが怒ってるよ』とか『そんなことしてると怒られちゃうよ』ではなく、
『これこれこうだから、あなたのその行為は良くない』と話してあげてください。
子どもだってきちんと話せばわかります。」

その通りだと思います。
杉の木はいくら小さくても杉の木であるのと同様に、
子どもも小さいけれども、未熟だけれども、ちゃんとした人間です。
話せばわかります。
まちがったことをするのは、甘えがあるからか、知らないからです。
甘えるのは仕方ありません。あなたが好きだから甘えるんです。
知らないことは教えてあげればよいのです。
そうやっていろいろ覚えていくのです。

でも、わかってはいても、つい怒ってしまうのもわかります。
それは、私も含めて、あなたが未熟だからです。
未熟だから、自己嫌悪に陥ってしまうようなことがあっても仕方ありません。

問題は、少しでもそんなことを減らすためにはどうしたらよいかです。
自分の子のときは熱くなってしまうのに、
よその子のときには比較的冷静に見ることができますよね。
だったら、自分の子もよその子と同じように見ればよいはずです。
お子さんは、確かにお母さんの体を通って出てはきましたが、
お子さんをこの世に遣わしてくれたのは神様です。
お子さんは神様からの預かりものです。
あなたならお子さんをきちんと育ててくれるはずであると神様が認めてくださったから、
お子さんはあなたのもとにやってきました。

今朝の、NHK「マッサン」のエマちゃんもそうですよね。
エマちゃんはエリーの体を通ってはこなかったのですが、
エリーたちならしっかり育ててくれると神様が認めてくださったから、
エリーたちのもとに来たのです。
それを人々は「縁」と呼びます。

人生は修行です。
縁あってきてくれたお子さんです。
しっかり育ててあげましょう。

ただ、それはお子さんをあなたの思い通りにして良いということではありません。
お子さんはお子さんで修行のためにこの世にやってきました。
時には、親御さんの言うことを聞いてくれないこともあるでしょう。
でも、それもお子さんの修行の一環です。
お子さんは、いろいろ経験したいのです。

私たちはみんな幸せになるために生まれてきました。
お互いを尊重し合ってみんなで幸せになりたいですね。

力まないで、ゆったりいきましょう。
多少失敗しても大丈夫です。
いくらでもやり直せますよ。
落ち込んだら自分に言ってあげましょう。


これでいいのだ!(赤塚不二夫)



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家でやると解けるんですけど…

塾でテストを受けているときにはできなくても、
家に戻ってからもう一度やっているとあっさりできます。
テストのときにできるようにするためにはどうすればよいのでしょうか?


毎年、多くの保護者の方から聞かれることです。
以前、このブログでも記事にしたことがあったかもしれませんが、
今回は、改めてこの問題をとりあげます。

この質問をされる保護者の方の中には、
「うちの子はもっとできるはずなんだ」っていう気持ちがあると思うのです。
でも、ミスも含めてテストの成績が現在の実力です。
まず、これを受け入れることから始めてください。

学力は、①わかる、②できる、③慣れる、の3つのステップを経て伸びていきます。
「わかる」とは、授業の内容、解説の内容が理解できることです。
「できる」とは、一切のヒントなしで正解にまでたどり着けることです。
「慣れる」とは、瞬時に問題の解法が発見できることです。
解法パターンが体に染みついた状態です。
「慣れる」段階にまで達した問題は、テストでも確実に点数になります。
それをいかに増やすかがポイントです。
勿論、それぞれのお子さんの応用力によって
身につけるべき問題の数は異なります。
でも、身につける問題の数は多いに越したことはありません。
一つでも多くの解法パターンを身につけることです。

テスト会場ではできないのに家に帰ればできるというお子さんは、
「できる」段階には達しているのに、
「慣れる」段階にまでは達していない問題が多いお子さんです。

要するに勉強が足りないのです。
問題は一度できたからといって満足せずに、
何度も繰り返して瞬時に答えを出せるようにしましょう。

ただし、これで身につくのは、しっかりした基礎力とわずかな応用力です。
勿論、これだけでも入試には対応できるのですが、
さらに実力を伸ばすためには、応用力の強化に努めたいですね。
そのためには、難度の高い応用問題の演習を、
2日に1問くらいのペースで勉強に取り入れましょう。
ちょっと考えて分からないからといって安易に解説を読んだりせず、
じっくり腰を据えて問題に取り組みましょう。

どんな状態でもとれる点数が本当の実力です。
家でやるよりも塾でやる方が点数が低ければ、
塾でとれたのが本当の実力です。
普段、偏差値で65くらいが取れていても、
たまに偏差値55辺りまで落ち込むことがあるとすれば、
偏差値55が現在の実力なのです。
現実を受け入れて、それを克服する努力をしなければ、
いつまでたっても現状を変えることはできません。

顔晴りましょう!



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正しい努力は必ず報われる。

イチロー選手のフロリダ・マーリンズ入りが決まりました。
少なくともレギュラー争いができる球団であることというのが
球団選びの条件だったはずですが、
マーリンズへは第4の外野手としての入団だということです。
競争さえできればレギュラーを取る自信はあるということだったと思いますが、
今回は競争さえできない立場です。
色々な事情があってのことでしょうが、
昨シーズンは、NYヤンキースで、第5の外野手としてスタートしたにもかかわらず、
夏にはレギュラーの立場を勝ち取ったという実績もあります。
正当な努力を続けるイチロー選手ですからきっとやってくれることでしょう。

正しい努力は必ず報われます。
もし、報われないのであれば、それは正しい努力とは言えないからです。

正しい努力の要件の一つは方法が正しいことです。
その方法が正しいかどうかの判断基準は、
①前進が実感できること、②ストレスがないこと、です。
そして、もう一つの要件は、求める結果にふさわしい努力であることです。
いくら方法が正しくても、求める結果にふさわしい努力と言えなければ、
求める結果は得られません。

結果を得たければ全身全霊の努力をしましょう。

千日の稽古をもって鍛となし
万日の稽古をもって錬となす

(宮本武蔵)



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敵は昨日の自分

サッカーアジアカップ日本対UAEのPK戦をテレビで観ました。

選手がボールを蹴ろうとしたときに解説の方が「はずせ!」と言ったこと、
PKが外れたときに相手方の選手たちが喜んでいたことが気になりました。

スポーツに限らず勉強でも競争相手の失敗を望んだり、喜んでいるようではいけません。
敵は自分自身です。
競争相手の出来不出来とは無関係に、
自分が最高のパフォーマンスをすることができるかどうかに重点を置きましょう。

確かに受験は相対評価です。
でも、もしあなたが最高のパフォーマンスをしたのに合格できなかったとしても、
きっとあなたはそれを素直に受け入れることができるはずです。

他人と比べると心が疲れてしまいます。
昨日の自分より一歩でも、あるいは半歩でも前進できたか
それがポイントです。

それにしても、香川選手には笑顔が似合います。
悲痛な顔は似合いません。

前へ‼



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子どもはほめて伸ばすって本当?

子どもはほめて伸ばした方が良いって言いますけど、あれって本当ですか?

あるお母さんからの質問です。
そのお母さんもお子さんをほめるように心掛けているのだけれど、
お子さんはいつまでたっても勉強をしようとしない。
それで、このままで大丈夫かと不安を感じているということのようです。

自分に置き換えてみましょう。
ほめられた方がやる気になりますか?
怒られた方がやる気になりますか?

無理矢理でも、とにかくやらせれば成績は向上するという意見もあります。
確かに、怒りながらやらせてもある程度点数は取れるようにはなります。
でも、怒られるのが嫌でやっている勉強は長続きしません。
怒る人がいない所では勉強しないのです。

受験勉強は長丁場の戦い(勿論、敵は自分自身ですよ)です。
親御さんがあと1年だと思っても、お子さんはまだ1年だと思っています。
お子さんにとっての1年は、親御さんにとっての3年に相当するらしいのです。

勉強も楽しくなければ長続きしません。
お子さんの勉強が楽しくなるような工夫をしましょう。
ほめるのは楽しくなるための一つの工夫です。
人はほめられた方が気分が良くなります。
そして、気分が良くなった方がやる気になりやすいですよね。
勉強にゲーム的な要素を取り入れるというのも良いでしょう。
とにかく楽しくなることを考えましょう。

ほめるとお子さんが調子づくという意見もあります。
調子づくのならとことん調子づかせたらいいじゃありませんか。
中途半端に調子づかせているから親御さんもイライラするのだと思います。
思い切り調子づかせたらお子さんの気分も良くなって勉強し始めるんじゃないでしょうか。

ただし、ほめて育てるということは、叱ってはいけないということではありません。
感情的にならず、冷静にお子さんの正すべきところを指摘して、
それについて、お子さんの改善を待つというのは必要なことです。

忘れてはいけないのは、人は変えられないっていうことです。
変えられるのは自分だけです。
自分が変わることによってのみ、相手も動き出すのです。



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6年生になったら子どもの勉強から手を引くべき?

5年生(新6年生)のお母さんとお話をしました。

塾の保護者会で、6年生になるということで、
今後は、お子さんの勉強の面倒は見ないように指示をされたというのです。
親が面倒を見るような勉強をしているようでは、
伸びていかないというのが理由だそうです。
でも、お母さんとしては不安で、相談ということになったわけです。

そのお母さんには、そのお子さんを前提としたお話をさせていただきましたが、
以下の意見はすべては一般論だということです。
すべてのお子さんにあてはまるとは限らないということをご注意ください。

確かに、自立したお子さんの学力の伸びは驚異的です。
自立できているということは、精神的に成長しているということですから、
目的意識も高いと言えますし、勉強方法も合理的になるからだと思います。
そして、自立できるのであれば、自立させてあげた方が、
お子さん本人もご家族も幸せになれる可能性が高いでしょう。
でも、実際には、自立できるお子さんは多くの方が想像される以上に極少数です。
多くのお子さんは、何となく特定の中学に進学したいと考えていますが、
それも、周りからの影響で何となくそう考えているだけで、
しっかりした理由があるわけではありません。
ですから、今、何をしたらよいのかわかりませんし、
何をすべきなのかもわかっていません。
仮に1か月後に試験があるとわかっていても、
宿題として具体的な内容を指示されないと勉強しません。
だから、中学受験の段階で、親御さんがお子さんの勉強から手を引けば、
多くの場合、お子さんは第1志望校には合格できません。

勿論、それはそれでよいと思います。
合格できないということはひとつの経験です。
こういう風にすると上手くいかないということを勉強する良い機会です。
大人は子どもより経験が多いので、
お子さんの行動を見ていると、このままだと上手くいかないということがわかります。
だから、お子さんにそれを教えようとしますが、お子さんはなかなか言うことを聞いてくれません。
お子さんは上手くいかなくても経験したいのですから、どうしようもありません。
そこで、親としては、それを前提とした対応が求められます。

入試本番で失敗をする前に、
塾のテストレベルで小さな失敗をさせてあげられると良いのだと思います。
塾のテストで失敗をしたら、怒ったりしないで、
このままいくと将来どうなるのかをお子さん本人に考えさせてあげてください。
その上で、お子さんと一緒に勉強の計画を立て、一緒に勉強してあげてください。
最終的な決定はお子さんに任せつつ、親として関われる部分ではしっかり関わっていく。
それがあるべき姿であるような気がします。
何も考えずに手を放してしまえば、お子さんはおそらく失敗してしまいます。



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勉強だけではなく勉強の仕方も教えてあげよう!

算数と国語の成績に大きな隔たりのあるお子さんっていますよね。
そして、それを見て、この子は理系だとか、文系だとか言ったりする人も多いようです。
でも、私はそうじゃないと思います。

前の記事とも関係あるんですが、
算数って数学とは違います(勿論、数学的な問題があることは否定はしませんよ)。
算数の問題が解けるかどうかは、
問題文の内容が正確に分析できるかどうかにかかっているんだと思います。
その意味で、算数と国語は非常に近いものだと思っているのです。
(国語の読解は、素材文を分析的、論理的に読めるかどうかにかかっていますよね。)
だから、算数と国語の成績に大きな隔たりのあるお子さんは、
本当は高い方の成績でそろえることができるはず
で、
現在、大きく隔たっているのは、点数の低い方の教科を、
きちんと勉強していないだけなのだと思います。

国語の勉強は、問題文を論理的に読む訓練をするという意味では、
すべての教科のベースになるものだと思います。
文章を論理的に読めるようになれば、問題も解説も一人で読めるようになります。
そうすれば、一人でどんどん問題を解き進めることができるようになり、
どんどん勉強がはかどります。

わからないとすぐに人に聞くお子さんがいますが、
答えが求められなければ、とりあえず、自分で解答、解説を読んでください。
一読してわからなければ、二度三度読んでください。
解説を読むのも勉強です。
お子さんが分からないというと、解説を読ませないで、
すぐに先生に聞いてくるように指示する保護者さんがいらっしゃいますが、
それではお子さんのためにはなりません。
また、どこまでわかって、どこからわからないかをはっきりさせるように言うと、
お子さんにそこまで要求するのは無理だという人もいます(実際にいました)が、
無理だから努力させないというのでは、何事もいつまでたってもできるようにはなりません。
とりあえず、自分で解決するよう努力はさせてください。
解説を読んでも全然わからないというのであればそれでも構いません。
解説の読み方を教えてほしいと質問に行けばよいだけのことです。

おなかをすかせた人には食べ物を与えるのではなく、
食べ物のとり方、作り方を教えなければ何の解決にもならないという考えがあります。
勉強でも同じです。
答えを与えるのではなく、勉強の仕方を教えなければ何の解決にもなりません。
勉強は基本的には一人でやるものであり、一人でやる時間が一番多いのですから。



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優しい気持ちになってください。

テレビの番組宣伝に惹かれて原作本を読んでしまいました。
(うちはBSが映らないので、テレビは観ておりません。)
いろいろ忙しくて、本当は小説など読んでいる暇などないはずなのに
読まずにはいられませんでした
(実は、買っただけで、まだ読んでいない小説がたくさん残っているのですが…)。

木皿泉さん(というかご夫婦)の初めての小説
「昨夜のカレー、明日のパン」(河出書房新社)です。

昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン
(2013/04/19)
木皿 泉

商品詳細を見る


大好きだった故、向田邦子先生の本を読んでいるような印象の文体で、
ほんわかした読後感の残る小説です。
日々の生活に追われて心を亡くしそうな(忙)あなた、
焦りの気持ちはお子さんにも伝染します。
そんなあなたにお勧めの一作です。



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算数の力をつけるためにやるべきこと

算数の計算は基本的には加減乗除の4種です。
ですから、少なくとも文章題に関しては、
問題文の意味さえ正確に把握することができれば、
答えにたどり着くことは可能なはずです。


問題文の内容を正確に把握できず、
情報の整理ができないために
文章題が解けいないというお子さんが多くいます。
そうだとすれば、問題を解けるようになるためには、
問題文の内容を正確に把握できる能力をつけること、
情報を整理する能力をつけることを考えればよいということになります。


問題文の内容を正確に把握する能力をつけるためには、
語彙力を増やすことと、
問題文を正確に読む練習をすることが必要になります。

語彙力を増やすためには
本、雑誌や新聞(小学生新聞を含む)を読むことが有効でしょう。
大人と会話したり、テレビ、ラジオを視聴することも有効かもしれません。
ただ塾に通っていても語彙は増えてはいきません。
それなりの刺激、努力が必要です。

問題文を正確に読む練習とは、具体的には論理的に読む練習です。
論理的に読むのは、別に国語の問題を解くときだけではありません。
どの教科でも問題文を論理的に読めなければ、
問題文の内容を正確に把握することはできません。


情報を整理する練習は、問題文を論理的に読む練習とつながっています。
問題文に挙げられた数は答えにたどり着くために必要だから挙げられています。
基本的に問題文には無駄はありません(たまにはだましもありますが…)。
すべての情報を使い切りましょう。
一文一文読みながら、そこから分からわかる内容は何かを順に書き出していきましょう。
情報の整理は、式にしても良いですし、図や表、グラフにしても良いでしょう。


これらができるようになれば、
算数の問題もだんだんと解けるようになっていくはずです。
また、これをやらないと、
塾でやる単元ごとの復習テストはできるようにはなっても、
試験範囲の限定されない実力テストなどはできるようにはなりません。
算数(に限りませんが)ができるようになるためには、
じっくりと腰を据えて、
それなりの時間をかけて取り組まなければなりません。
特に、解法を覚える勉強が染みついているお子さんは、
根本から勉強のスタイルを変える必要がありますので、
そう簡単には成績は上がらないかもしれません。
なかなか上がらないかもしれませんが、
やらなければずっと勉強自体が苦痛であるという状態が続きます。
動き出す勇気が必要です。



最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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お子さんは一所懸命勉強していますか?

お子さんは一所懸命に勉強していますか?

この質問に「はい」と答えられる中学受験生の保護者の方は
そう多くはないのではないでしょうか?
お子さんがどれだけ一所懸命勉強しても、
保護者の目には、それが足りなく見えることが多いようです。

でも、多くのお子さんはその子なりに一所懸命勉強しています。


ご自分のことを思い出してみると良いでしょう。


私も受験勉強時代はそれなりに一所懸命勉強していました。
今振り返るともっとできたような気もするし、
もっとがんばれば良かったって思うことも多いのですが、
少なくともそのときは一所懸命やっていました。


お子さん本人にまだまだ余力があるという場合は、
お子さんの志望校に対する思いがその程度だということです。
お子さんは後で悔いることになるかもしれませんが、それも勉強(修行)です。
叱ったからといって、お子さんがやる気になるわけではありません。

他からはどう見えようと、お子さん自身が全力で取り組んでいる場合は、
さぼっているとか手を抜いていると見られるととても悲しく感じます。

お子さんに何か言ったからといって良い方向には変わりません。


人は幸せになるために生まれてきます。
人生は幸せになるための学び、修行です。

お子さんが自ら望んで中学受験をしようとしているのであれば、
もし受験に失敗するようなことがあってもそれは学んでいるのです。
お子さん自身が望んで塾に行っているのに
お子さんがちゃんと勉強しているように見えない場合は、
叱るのではなく、
その状態が親として不満であるということを冷静にお子さんに伝えましょう。

お子さん自身が望まない受験であれば、お子さんは幸せとは言えません。
受験勉強を続けさせること自体が間違っていないかどうか考えてみてください。


ポイントは、お子さんの受験が家族の誰かの不満になっていないかどうかです。
感情的にお子さんを怒ったり叱ったりするのはやめたいものです。



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考える力が生きる力

もうすぐ塾の新年度を迎えます。

平均的な学力のお子さんであれば、新4年生から始めれば、
正しい努力をすれば、という条件付きで、
どの中学校にでも合格できる可能性があります。

すでに正しい勉強の仕方を知っており、相当な努力ができるお子さんであれば、
新5年生からの勉強でもそれは可能ですが、誰でもっていうわけにはいきませんね。

では、新4年生より前に受験勉強を始めれば有利かというとそうとも言い切れません。
多くの塾では新4年生より前に生徒募集を始めますし、
一つ上の学年に入って(所謂飛び級)勉強をさせようというご家庭もあるのですが、
3年生までの塾の授業は、その多くが受験勉強というより脳トレの要素が強いような気がします。
それは親御さんに時間があればご家庭でもできるものです。
普通の受験勉強に関しては、3年生くらいまでは、お子さんの成長の度合いはまちまちですから、
誰にでも有効というわけではなく、塾の授業が向かないというケースもあります。
その場合は、必要に応じて個別(塾、家庭教師)を利用するのが有効です。

では、正しい努力とは何でしょう?

前にも記事にしたことがあるので、それを読んでいただければよいのですが、
正しい努力とは、正しい方法と相当の量です。

正しい努力とは、①わかる、②できる、③慣れる、の3つのステップを踏むことです。

「わかる」とは、先生の話を理解できること、テキストの記述の内容を理解できることです。
「一応わかる」「何となくわかる」ではいけません。
腑に落ちることが大切です。

腑に落ちればできます。
その意味では、「わかる」と「できる」は1セットです。
よく例題を説明された後で、数字を置き換えて類題を解くお子さんがいますが、
それは答えにはたどり着けても、できたとは言えません。
「できる」と言えるためには、少なくとも基本問題に関しては、
何も見なくても答えにたどり着ける必要があります。

練習を重ねていると、問題を見ると答えまでの解き筋が見えるようになります。
それが「慣れる」という段階です。

このような正しい方法で相当な量の問題を身につければ、
難関校に合格するレベルに達することができます。

でも、合格が保障されるわけではありません。
あくまでもそのレベルに達することができるだけで、
試験当日に実力を発揮できるかどうかは、また別の問題となります。

尤も、仮に志望校に合格できなかったとしても正しい受験勉強は無駄にはなりません。
先日も「今やってる算数なんて将来使うことなんかないんでしょ?」って言ったお子さんがいましたが、
算数は使わなくても、正しい思考の仕方は使います。
それは生きる力になります。
だから、どうせ勉強するのなら正しい勉強をしてください。

アルベルト・アインシュタイン博士は音の速さを尋ねられた時に、
「調べればわかることは覚えません」と答えたそうです。
大事なのは考える力です。
考える力を鍛える勉強していれば知識も自然とついてきます。
それは算数に限らず、他の教科でも同じです。

ただし、考える力をつける勉強は楽しくなければなりません。
もし、お子さんが考える勉強が楽しくないというのであれば、
それを無理強いするのはお勧めできません。
すべてに時ありです。
まだ、お子さんには受験勉強する時期ではないということです。
何事も無理しないことが大切です。



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敵は自分自身

年が明け、いよいよ勝負のときが近づいてきました。
早いお子さんはもう今週にも初戦を迎えると思いますが、
敵は他人ではありません。自分自身です。

最近は無茶な受験をするお子さんはほとんどいません。
同じくらいの学力のお子さんが集まってきますから、
誰が受かっても、また誰が落ちても不思議ではありません。

緊張するのが当たり前の状況の中ですから、
ほとんどのお子さんがどこかでミスをします。
ミスするのが当たり前の状況の中で、
いかにミスを少なくすることができるかが勝負です。
ミスを少なく抑えることができた者から合格し、
沢山のミスをしてしまった者が落ちます。
入試はサバイバルゲームです。
火事場の馬鹿力など要りません。
普段の力を淡々と発揮できればよいのです。
その意味で、敵は自分自身です。

普段の力を確実に発揮するためには、
勘を鈍らせないことが重要です。
少しずつでも良いので毎日必ず4教科すべてにふれましょう。

隙間時間にテキストや資料集などに目を通すことは大切です。
新しい知識は要りません。
すでに持っている知識を思い出すことに努めましょう。

でも、それだけでは不十分です。
勘を鈍らせないことが目的ですから、
各教科とも大問1問ずつくらいは解きたいですね。
塾のある日も、塾で勉強しない教科は、
自分でやってください。

緊張して勉強が手につかないというお子さんもいるかもしれません。
でも、やらなければ、その状況から抜け出すことはできません。


あと少しです。
顔晴りましょう!



最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
感謝いたします。
あなたにすべての良きことが雪崩のごとくおきますように(祈)。

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Author:新鮮太郎
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