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中学受験・幸せな合格|幸せな合格研究所

幸せな合格研究所が幸せな合格を実現するためにお役に立つ情報をご提供します。たまには、脱線もありますが…。

わかる、できるってどういうこと?

授業が理解できていないお子さんって多いですよね。


「どう?分かる?」
「うん、分かる。」
「じゃあ、次、この問題解いてみて。」
「う~ん、分かんない。」

「この問題解いてみて。」
「うん。こうすればいいよ。」
「へぇ~。すごいね。じゃあ、説明してみて。これって何?」
「分かんない。」
「えっ?だって解けてるじゃない?」
「こうやれば解けるって塾で習ったんだよ。」


お子さんの「分かる」は当てになりません。
類題や応用問題が解けたときに
はじめて理解できていることが確認できます。


また、解き方だけ覚えたお子さんも理解できているとは言えません。
その問題、あるいは単純な数値替えならとけるかもしれません。
でも、ちょっとでもひねった問題には対応できません。
いくつかの式を積み重ねて答えにまでたどり着いているのでしょうから、
一つ一つの答えの単位、意味が分かっているかどうか確認してください。



「とりあえず、先生の説明がわかればそれでいいよ。
『これについて説明しろ』なんて問題でないからさ。」
確かに説明問題は出ないかもしれません。
でも、腑に落ちたもの以外は使えません。
しっかり根拠の理解に努めましょう。
時間はかかりますが、それさえやっておけば、
あとはどんどん問題に当たることで
解法パターンが身につき、加速度的にできる問題が増えていきます。


慌てず急いで問題に取り組みましょう。
理解は慌てず、演習は急いでやっていきましょう。
しばらくすると自分が変わっていることを実感できるはずです。


「諦めるな。過去の人間が考えついたことを、
 若い君たちが理解できないなんてことはない。
 一度諦めたら、諦め癖がつく。
 解ける問題まで解けなくなるぞ」

帝都大学准教授、湯川学(ガリレオ先生)
(東野圭吾「禁断の魔術」(文春文庫)17頁より)





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6年生9月以降の目標の立て方

6年生の9月以降は実戦力を鍛える期間です。
塾のテストの成績に振り回されず、
志望校の問題に対応する力をつけることを目指しましょう。

基礎力がしっかり身についていれば、
塾のテストの対策などせずとも、
それなりの成績は出せるはずです。

塾のテストはあくまでもペースメーカーです。
場合によっては、塾のテストを受けないという手もあります。
もっとも、テストを全く受けないというのも
テストに対する慣れという点からは問題があるので、
塾のテストを受けない場合は、
複数の塾の合不合判定テストなどの公開模試を
受ける必要はあるでしょう。

日々の勉強も過去問を中心に回すことになります。
過去問は志望順位によっても変わりますが、
第1志望であれば少なくとも10年分(あるいは10本)
くらいを3回は回したいですね。
勿論、10年分が手に入らないというのであれば、
集められるだけでいいですよ。
1回目は受験者平均を、
2回目は合格者平均を、
そして3回目は満点を目指しましょう。

勿論、これは理想です。
人が変われば、戦略も変わります。
算数が苦手で、
国語でアドバンテージをとろうと思っている人ならば、
算数は8割くらいを目指せばよいかもしれません。
自分がどのレベルを目指せばよいのかは
塾の先生に相談してみると良いでしょう。

大事なことは6年生の9月以降の勉強は、
過去問を中心に回すべきです。
本番の問題に最も近いのは過去問です。
できるだけ早い段階で過去問に手を付けて、
自分が不足しているものを発見し、
早め早めに対策を打つことを考えましょう。

塾の偏差値で合格、不合格が決まるわけではないことは
忘れないようにしましょう。

敵を知り己を知れば
百戦尚殆うからず

(孫子)


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線分図が描けないときは

和差算のように
状態だけを表す線分図は
比較的楽に描くことができます。
でも、
売買算のようにお金を使った(減った)り、
もらった(増えた)りした場合や、
やり取り算のように
お金が移動する場合のように、
動きがあるときは、
線分図が描けないというお子さんがいます。
線分図を使い慣れていない段階ではやむを得ないので、
見本として線分図を描いて見せます。

大事なのは、描いている途中を見せること。
完成したものを見せるだけだと
その問題は解くことができますが、
他の問題には対応できません。
描き方がわからない以上、
他の問題でも
線分図が上手く描けないわけですから、
当たり前です。

基本的には時系列に沿って描いていけばよいのですが、
場合によっては、
最後の状態から時間をさかのぼりながら
描いていく場合もあります。

最初の大小関係や割合などがまったく分からないときは
最後から描いていくことが多いですね。

お子さんたちに指導するときには、
これこれこういう理由だからこんな風に描いていくと良いよ、
という風に理由を示しながら
描いていく様子を見せましょう。

勿論、1回言われたからと言って
すぐにできるようになるわけでもないので、
何度も同じことを繰り返すことにはなると思います。
繰り返し見せてあげれば、
誰でも少しずつ描くことができるようになります。
どれだけ辛抱できるか、お子さんとの我慢比べです。

やってみせ 言って聞かせて させてみて
ほめてやらねば 人は動かじ

話し合い 耳を傾け 承認し
任せてやらねば 人は育たず

やっている 姿を感謝で見守って
信頼せねば 人は育たず


images.jpg
(元帥・山本五十六)



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図形問題対策

図形問題は文章題以上にパターン化されます。


例えば、平面図形に関しては、

平面図形は辺と角でできているのですから、
辺と角に注目します。
同じ長さの辺、同じ大きさの角を見つけましょう。
その中で二等辺三角形(正三角形)を見つけるのがポイントです。
勿論、ほかの分かる角度も全部書き込むことは大切です。

平行線があったら同位角、錯角があるはずです。
相似形を見つけるのがポイントです。

折り返しがあったら元に戻してみましょう。

などの思考パターンが考えられます。


ご自分で問題を作ってみると分かると思いますが、
新作問題などそう易々とはできません。
「できた」と思っても、
以前何処かで観たことがあるものと類似していることが多いものです。

そうだとすれば、図形問題は思考パターンさえ身につけてしまえば、
あとは練習の量で対応可能な問題の量は決まります。

ただし、同じ図形問題でも、
立体図形は縦と横の軸に高さの軸が加わるため、
バリエーションが増えますので、
思考パターンを理解するためでは対応しきれません。
平面図形以上に多くの問題に当たり、
慣れることが大切です。


図形問題に苦手意識があったり、
そうでなくても得点が伸びていないときは、
演習量を増やしましょう。
毎日、他の勉強とは別に、
平面図形と立体図形を1問ずつ演習してください。

材料は何でも結構です。
塾のテキストでも、市販の(分野別)問題集でも構いません。
時間をかける必要はありません。
慣れて、パターンを身につけることが目標ですから、
一寸考えて分からなければ、
すぐに答えを見てしまいましょう。

とにかく数をこなすことが大切です。


千日の稽古をもって鍛とし、
万日の稽古をもって錬となす。

snapcrab_noname_2014-6-13_15-41-38_no-00.jpg
(宮本武蔵)



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一発逆転を狙うなら…

集団対面授業では、
受講生全員に
同じサービスを提供することはできません。

いくら成績別クラス編成をしていても、
教科別に得手不得手がある以上、
どうしてもお子さんごとに
理解のスピードの差が出てきます。
一部の生徒さんは
理解できないまま
置き去りにされる場合もある
でしょう。

同じ集団対面授業でも、
小規模のクラスであれば、
理解の遅いお子さんのそばに寄り添って
個別に説明してもらえる場合もあるかもしれませんが、

その場合は、他の生徒さんはその間に問題演習をしているわけです。
理解が遅いお子さんは
問題演習をしないまま帰ることになります。
塾から受けることができるサービスには
差が生じることになります。

結局、塾の勉強だけだと、
成績の良いお子さんは
どんどん成績を伸ばし、
成績の芳しくないお子さんは
成績を伸ばすことはできません。

テストなど大手塾の必要性は否定しませんが、
一発逆転を狙うなら
(大手)塾だけに頼ってはいられません。
同じことを理解するにも、
お子さんごとに分かりやすい説明方法は違います。
問題が解けて、
点数が取れるようになればよいのですから、
お子さんが理解しやすいのであれば
どんな説明方法でもよいはずです。

合理的な解法、説明とは、
理解しやすく汎用性があるものです。
一般的かどうかは関係ありません。
そしてお子さんにぴったりの
合理的な指導を求めるのなら、
やっぱり個別指導です。

1対2でも合理性は大きく損なわれます。
基本は1対1です。

その教科が苦手であったり、
壁が破れないお子さんは、
個別指導を考えてください。
長期である必要はありません。
短期集中指導で
一気に状態が変化する場合もあります。

とりあえず試してみることをお勧めします。

やってみなければ何も変わりません。
やってやれないことはない!
やらずにできるわけがない!




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指導は言葉を選んで!

言葉の力は絶大です。

ちょっとした一言が人を
救ったり、勇気づけたり、やる気にさせたりしますが、
人を
無気力にさせたり、どん底まで突き落したり、
精神的に病んだ状態にさせたりすることもあります。

お子さんに楽しく勉強を続けてもらうためには、
プラスの言葉を選び、テンションを上げていくことが必要です。
お子さんに直した方が良いところが見つかっても、
できるだけ「~してはいけない」などの否定的な言葉は選ばず、
「~するともっとよくなる」などの
肯定的な言葉を選ぶようにした方が良いでしょう。
もし、お子さんが負のオーラに包まれているときに、
「~したのは良くなかった」などと言うと、
お子さんは自分の人格
(そんな難しい言葉では考えてはいませんが…)を
否定されたように感じることもあります。

人は、他人に対しては気を使って言葉を選びますが、
家族や仲の良い人には
つい甘えて言葉を選ばず思ったことを
ストレートに言ってしまったりします。
言葉を選ぶのは優しさです。
優しさは愛から生まれます。


愛にあふれていた方が良いですよね。

自戒を込めて…。



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獲得した基本パターンの数で点数が決まります。

6年生は9月に入ったら
過去問演習を始めましょう。
ただ、多くのお子さんは、
1回目はなかなか点が取れません。
繰り返す中で
だんだん点数が取れるようになっていけばよいのですが、
予想以上に点数が取れないと
ショックを受けるのもまた事実です。
精神的ダメージをできるだけ少なくして
過去問演習に入っていくためには、
しっかりした基礎力が必要です。

具体的には、
パターン問題に対する十分な知識です。


これは、6年生に限らず、
全学年に共通することですが、
基本パターンがしっかりと身についていれば、
塾のテストは勿論、入試過去問の演習でも
それなりの点数が取れるはず
です。


問題はどの範囲の問題を基本パターンというかです。

お子さんの学力により
基本パターンの範囲は違ってきますが、
最低限は塾のテキストの例題、
できれば塾のテキストの問題すべてと考えましょう。
予習シリーズ、本科教室、デイリーサピックスなどの
塾の基本となるテキストの問題は、
すべてスラスラ解けるようになるまで
身につけてください。


時間はかかるかもしれませんが、
これがどこまでできるかがポイントです。
一つ一つきちんと理解していけば
確実に解けるようになります。
更に、獲得したパターンの数が増えればふれるほど
その後のパターンの獲得に要する時間は
だんだん短くなっていきます。
勉強が進めば進むほど
パターンの獲得に要する時間は
加速度的に短くなっていく
ということです。
最初の段階でどれだけ顔晴れるかが勝負です。
すぐにあきらめないで
ドンドンやっていきましょう。
「時間がない」と言ってしまったら
それでおしまい
です。


わからなければ
わからないことを認めましょう。
その上で、
わかるところから身につけていきましょう

絶対に無理してわかろうとしないこと!
わかるまで繰り返すことと
無理してわかろうとすることは違います。
無理をすると
勉強(算数)が嫌いになってしまいます。

繰り返せばだんだんわかるようになっていきますが、
それでもわからなければ人に聞くこと。
解説を読んでわからなくとも、
人に説明してもらえば
わかるということは多くあります。

わかりだすと楽しくなってきます。
今は苦手でわからないことが多くとも
わかりだした自分を想像してみてください。
ワクワクしませんか?

ワクワク感が重要ですよ!



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受験勉強は早くから始めた方が有利?

早くから始めた方がいいの?

よく聞かれるんですけど、
早くから始められるのであれば、
早くから始めるに越したことはありません。
でも、早くから始めるご家庭では、
お子さんに過大な期待を
かけていることが多いです。
どうせ暇だからといって
始めはしたけれども、
続かなくて1年ともたずに
撤退というご家庭もあります。

お宅のお子さんはできない
ってことじゃないんですよ。

確かに中学受験は親子の受験で、
親御さんの力なしに合格できるお子さんは
多くはありません。
でも、親と子は別人格です。
受験はあくまでもお子さんのためのものです。
お子さんがやる気にならなければ続きません。

お子さん自身が楽しく取り組めるかが重要です。
ですから、低学年を扱っている多くの塾は、
「楽しい」を重視し、
時間も短く設定されており、
緩い内容になっています。
勿論、きっちり勉強できれば
それに越したことはありませんが、
すべてのお子さんが
それに耐えられるわけではありません。

上手くいけば儲けもの
くらいの軽い気持ちで始めましょう。
多くの塾は体験をやっているはずです。
体験授業は大体無料ですから、
ちょっと覗いてみましょう。

何としても○○中に合格させなければ
なんていう悲壮な感じで入っていくと、
親御さんもつらくなってしまいます。
うれしい、楽しい、大好き
こんな気持ちを大切にしながら
やっていきましょう。



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こだわりは×

受験に成功するためには、
こだわりを捨てることが大切です。

ある程度考えても
分からない問題に出会ったら、
すぐに答えを見てしまいましょう。

長時間考え続ければ
解法が見つかるかもしれませんが、
それによって失われる時間の価値の方が
遥かに大きいと言えます。

「ある程度」は問題の重さによって違います。
一行題は基本知識の有無が
解けるかどうかの分水嶺になりますから、
3~5分でしょうか?
大問は情報をまとめる必要がありますから、
10~15分だと思います。
それでもまったく
とっかかりがないということなら、
潔く答えを見てしまうのが
合理的です。

解答・解説を見てもわからないときは、
その問題はとりあえず捨ててしまいましょう。

勿論、家族や先生など教えてくれる人が
そばにいるときは、
教えてもらうのはかまいません。
教えてもらってもわからないときもありますが、
そんなときは、とりあえず放置です。

一般的ではないかもしれませんが、
私は、
人は深いところでみんなつながっていて、
人類の遺産であるすべての知識を
共有している
のだと考えています。
だから、人は基本的には
すべてのことを知っており、
心底望めば、すべてのことを思いだし、
理解することができる
のだと思います。

でも、すべてのお子さんが
受験勉強をそれほど命がけで
やっているわけではありません。
ですから、
ある程度成長していないと
理解できないことってあります。
どうしてもわからないときって、
お子さんの成長が
その問題の理解のレベルに
達していない可能性が
高いのではないでしょうか?

解法についても同じです。
先生が教えてくれる解法は、
プロの立場から見て
もっとも合理的なものだとは思いますが、
どうもしっくりこない
っていうこともあるかもしれません。
そんなときは
その解法に拘る必要はありません。
「このやり方でやれ!」
って言われたって関係ありません。
しっくりこなければ使えません。
もやもやした状態で
無理しても武器にはなりませんよ。

守破離の「守」の考え方とずれている
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、腑に落ちない解法は使えません。
身につけるべき解法は、
腑に落ちたものに限定すべきです。

お子さんたちは
大人が考えるより
はるかに賢いと思います。

拘ったり無理させたりするのは
むしろ大人である可能性が高いですね。
お子さんは意外とこだわりを持ってはいません。

無理強いしないようにご注意ください。




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ようがんばったのぉ

7月4日(土)のNHK「ちゃんぽん食べたか」では、
主人公の佐野雅志(菅田将暉)がバイオリンを諦め、
芸大受験を断念しました。

「お母ちゃんの期待を裏切ってごめんな。」
「あんたが自分で決めたならええよ。」

母親・佐野喜代子(西田尚美)とのやり取りは良かったのですが、
さらに良かったのが、
父親・佐野雅人(遠藤憲一)とのやり取りです。

「自信がないっていうことか…。」
「うん。」
「ようがんばったのぉ。」

6年生に限りませんが、
お子さんの受験が終わったとき、
あるいは、
仮にお子さんが受験を途中で断念したとしても、
あなたはお子さんに
「ようがんばったのぉ」
って声掛けができますか?

お子さんはがんばっています。
点数に納得いかないときに、
「どうしたら点数が上がるんだ」
って泣いているお子さんもいます。
何とかしてあげたいと思います。

でも、できることは限られています。
授業中、あるいは授業の前後に
一寸アドバイスするくらいです。

「ここを直す工夫をしてみたらどうだい?」
「例えば、こんな風にしてみたらどう?」

でも、アドバイスしても
なかなか変わらないんですよね。
アドバイスしても、
実際には何も行動に移さなかったり、
ちょっとずれていたり…。

点数を上げるってちょっとしたことです。
例えば、塾でテストを受けたときにはできなかったのに、
家へ戻ってやってみるとすぐできるってありませんか?

それって勉強が足りないっていうことが多いのですが、
メンタル面に問題がある場合も結構あります。

良い点を取ろうとすると失敗しやすいです
(少なくとも私はそうです)。
良い点を取ろうとしないで、
とにかく1問ずつ粛々と進めましょう。

満点じゃなくたっていいんです。
何問か残したっていいんです。
課題を決めて受験しましょう。
毎回、課題を決めることが大切です。

課題は点数だけではありません。
「正答率50%以上の問題は全部取る」
「計算問題と一行題は全部取る」
「(2)はできなくてもいいけど、(1)はとりあえず全部取る」
など何だっていいんです。
段々レベルを上げていけばいいんです。

大事なことは、
「がんばれ!」ばかりじゃなく、
お子さんのがんばりを認めてあげることです。
そうすれば、さらなるエナジーが湧いてきます。


「ようがんばったのぉ」



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プロフィール

新鮮太郎

Author:新鮮太郎
プロフェッショナル家庭教師にして中学受験進学塾講師

指導歴 30年以上

指導教科 中学受験算数

家庭教師
生徒さん募集中です。
知識、思考方法、勉強の仕方など、単純に点数を取るだけでなく、生きる力につながる指導をいたします。
短期、長期いずれの指導依頼もお受けいたします。
一緒に志望校合格を勝ち取りましょう。
リンク先にある「筑駒、開成、麻布、桜蔭など超難関中学合格講座|幸せな合格研究所」をご覧になり、お問い合わせください。
お問い合わせは、下記のメールフォーム、あるいは、私のメールアドレスのいずれにいただいても結構です。

よろしくお願い申し上げます。

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