涙を流すのもたまにはいいもんですよ
2012-11-30
お宅のお子さんは受験に関連して涙を流したことがありますか?
あるお母さんから、「お子さんが落ち込んで涙を流したときにどんな声かけをしたら良いのか?」の質問をいただきました。
まず、お子さんが、受験勉強を始めて以来、すべてが順調にきたわけでもないのに、一度も涙を流したことがないとしたら、却って問題です。
学校のテストでは8割以上が当たり前なのに、塾では5割も行かないお子さんも多くいます。
初めは、そんな点数にショックを受けたかもしれませんが、何回も悪い点数を取っていくうちに、悪い点数に慣れてきて、どんなに悪い点数でもショックを受けなくなったお子さんもいるはずです(以前、塾でお子さんたちに尋ねたら、驚くほど多くのお子さんが、悪い点数でもショックを受けないと回答してくれました)。
悪い点数に慣れてはいけません。向上心がなくなってしまいます。
悪い点数を取ったときに、悔しくて涙を流すくらいでないと、復活は望めません。
そして、涙を流すこと自体は悪いことだとは思いません。
悔しかったり、物事が自分の思うようにいかなかったときに、涙を流すと、その後は、思いのほかスッキリするものです。
涙が、悔しい気持ち、落ち込んだ気持ちを洗い流してくれるのかもしれません。
お子さんが泣いているときに、「がんばれ!」の声かけは逆効果になることが多いと思います。
お子さんは、がんばってもうまくいかないから涙を流しているのです。
がんばっているのに、「がんばれ!」と言われたら、「これ以上、何をどうがんばれっていうの?」となってしまうわけです。
お子さんが落ち込んでいても、元気づける必要はありません。ただ話を聞いてあげるだけで良いのです。
「どうしたの?」「何があったの?」「そう、よく分かるよ」「大変だったね」
こんな言葉だけで十分です。
お子さんが助けを求めてきたときに、初めて親御さんはできる範囲で助力してあげれば良いのではないでしょうか?
まもなく入試が始まりますが、残念ながら第一志望を失敗したお子さんには、私は「とりあえずひとしきり泣け!涙が止まったら、次に向けて動き出せ!」って言うことにしています。
中には「もう泣いた」って答えてくれるお子さんもいます。
斎藤一人さんが言っていました。
人間には困ったことは起きません。
「困った」と思うから困ったことになるのであって、「面白いことが起きた」って言えば、面白いことになり、解決策も見つかるそうです。
そして、人間には乗り越えられない試練は与えられません。
もし「面白いことが起きた」って言っても、解決策が見つけられなかったら、放っておけば良いそうです。時間が解決してくれます。
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そして、涙を流すこと自体は悪いことだとは思いません。
悔しかったり、物事が自分の思うようにいかなかったときに、涙を流すと、その後は、思いのほかスッキリするものです。
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お子さんが泣いているときに、「がんばれ!」の声かけは逆効果になることが多いと思います。
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がんばっているのに、「がんばれ!」と言われたら、「これ以上、何をどうがんばれっていうの?」となってしまうわけです。
お子さんが落ち込んでいても、元気づける必要はありません。ただ話を聞いてあげるだけで良いのです。
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人間には困ったことは起きません。
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