過去の指導例(5)
2012-02-18
E君も麻布志望でした。保護者の方から依頼があったのは、2月だったと記憶しています。
SAPIXのα1~α3を上下する生徒さんでした。基礎知識の不足は否めませんでしたが、「分かる=できる」となっており、解き方は覚えているけれど、その意味は分からないという状態はなく、指導する側からすれば、やればやるほど力をつけていく子だったので、指導も楽しく、ある意味楽な子でした。
私の指導の定石通り、8月までは塾の勉強の補充、9月以降は入試問題演習の指導を行いました。
塾の補充はSAPIXの教材だけでは高難度の問題の不足を感じたので、該当分野から高難度の入試問題を補充しました。Eくんは「先生の持ってくる問題は塾の問題よりはるかに難しいよ」って言っていましたが、それでも楽しそうに解いていました。問題を解くこと自体を楽しいと感じてくれる子だったのがとてもありがたかったです。
9月からは入試問題。この時点で、麻布のほかに4校ほど受験予定だと聞いていたので、併願校を含めて学習計画を立てました。千葉のお試しはまだはっきりしなかったし、他の学校が重かったので、麻布+2校に重点を置くことにしました。特に、第1志望である麻布だけは絶対落とさないというシフトを敷きました。結局、麻布を含む3校については、それぞれ20年分ずつ問題を解いてもらいました。麻布については2回まわしているので、その3校だけで、のべ80本程度の問題を解いたことになります。どの学校も9割を超える正答率となり(麻布はほぼ10割)算数で失敗することはないというレベルにまで達していました。
しかし、入試は算数だけではありません。結果は、1月のお試しと麻布に合格。あとは残念でした。
後でお母さまから伺ったところでは、1日の麻布が終わって帰宅した時には疲れきってふらふらの状態だったから、2日以降の合格は無理だと思っていたということでした。とりあえず第1志望には合格したので結果オーライなのですが、やはり入試には知力だけではなく、体力と、時の運も必要だと感じたケースでした。
SAPIXのα1~α3を上下する生徒さんでした。基礎知識の不足は否めませんでしたが、「分かる=できる」となっており、解き方は覚えているけれど、その意味は分からないという状態はなく、指導する側からすれば、やればやるほど力をつけていく子だったので、指導も楽しく、ある意味楽な子でした。
私の指導の定石通り、8月までは塾の勉強の補充、9月以降は入試問題演習の指導を行いました。
塾の補充はSAPIXの教材だけでは高難度の問題の不足を感じたので、該当分野から高難度の入試問題を補充しました。Eくんは「先生の持ってくる問題は塾の問題よりはるかに難しいよ」って言っていましたが、それでも楽しそうに解いていました。問題を解くこと自体を楽しいと感じてくれる子だったのがとてもありがたかったです。
9月からは入試問題。この時点で、麻布のほかに4校ほど受験予定だと聞いていたので、併願校を含めて学習計画を立てました。千葉のお試しはまだはっきりしなかったし、他の学校が重かったので、麻布+2校に重点を置くことにしました。特に、第1志望である麻布だけは絶対落とさないというシフトを敷きました。結局、麻布を含む3校については、それぞれ20年分ずつ問題を解いてもらいました。麻布については2回まわしているので、その3校だけで、のべ80本程度の問題を解いたことになります。どの学校も9割を超える正答率となり(麻布はほぼ10割)算数で失敗することはないというレベルにまで達していました。
しかし、入試は算数だけではありません。結果は、1月のお試しと麻布に合格。あとは残念でした。
後でお母さまから伺ったところでは、1日の麻布が終わって帰宅した時には疲れきってふらふらの状態だったから、2日以降の合格は無理だと思っていたということでした。とりあえず第1志望には合格したので結果オーライなのですが、やはり入試には知力だけではなく、体力と、時の運も必要だと感じたケースでした。
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